第81回〜90回

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第71回〜80回第91回〜100回

第81回  有楽町の国際フォーラムへ「人体の不思議展」を見に行ってきた。最新技術で作られた人体の標本は生々しさもなく、見やすく分かりやすかった。体の健康を常々奨めているが、内蔵・血管の複雑さを改めて見直すと、健康づくりに様々な要素が必要なことを実感した。骨格だけを見ても、これだけの骨を支える為には、いかに筋肉が必要かも納得させられたし、全身網の目のように張り巡らされた血管の中を潤滑に血液が行き渡るには、サラサラ血じゃなくては絶対無理だと思った。全ての筋肉が開いて見えるようにしてある標本の前では、どうやってそれぞれを鍛えようかとイメージが広がった。

 ところで並んだ標本の皆さんは何故か無名だった。昆虫や動物の標本でさえ必ず種別や学名が紹介されているのだから、人間の標本も名前と出身地ぐらい紹介されても良いと思うのだが…。僕が標本になったら絶対名前と生前の一番良く撮れた写真を飾ってもらうよう遺言書に書いておこうと思う。
第82回

 家に小猫がやって来た。友人が飼っているペルシャ猫と野良猫の間にできた立派な雑種。でも毛並みをみるとアメリカンショートヘアが浮気相手かもしれない。5匹生まれた内の2匹のオスとメス。毛がフワフワで丸くてちっこくて可愛い。名前は「悟空」と「メイ」。言うまでもなく、「ドラゴンボール」と「となりのトトロ」から頂いた。家中を走り回って、手の(口の)届くものをかじりまくっては、食べて、寝る。ボクは追い掛け回して、結構クタクタだけど可愛いくてたまらない。



 
右の写真は悟空。やんちゃ坊主 → 

 ところが驚いたのがミーグルズ(ずっと飼っている猫)。恐い物知らずの小猫達に追い掛け回され、猫パンチされ、かじられ、怒って逃げ回っている。そこで僕はミーグルズを僕の腕の中へ避難させ、小猫達に足をかじられながらも、言い様のない幸せに浸っている。台風や地震の被災地で、取り残されたペット達にも漏れなく救援の手が届くことを祈りつつ、人里に現れた熊達が無事山へ帰って、冬眠することを願っている。

 下の写真はメイ。女の子らしくて、おとなしい。

第83回

 ちょっと前はベッカム人気がすごかったのが、最近はヨン様一色で騒がれている。テレビは殆ど見ないので、噂でしか知らなかった。ところが先日、ヨン様の新しい写真集についてインタビューを受けた。ウエイトトレーニングで鍛え上げた肉体と、トレーニング前の体の違いを見て驚いた。顔がいいかどうか、名優なのかどうかは分からないが、僕の基準では男はどれだけ努力したかで判断する。脂肪をこそげ落として、筋肉がはっきり見えて、短期間で作り上げたにしては大したものだった。その精神力と努力は多いに認める。

 早速、家に帰って鏡を見て考えた。明らかに僕の方が筋肉がついているし、脂肪までもついている。「オレ様」が勝ったと思った。
第84回  大晦日から元旦に掛けて、テレビの仕事をした。出演者11人全員の煩悩、1,188回を2時間の番組中に祓う為に、一人で鐘をついた。みんなの分と言いながら、全部自分の煩悩だと思って、たっぷり反省しながらつきまくった。

 2時間、暖冬とは言え深夜の山寺は0度かそれ以下で、鐘をついた位では暖まらない。番組終了時はみごとに冷凍チャックの出来上がり。手も足も顔も感覚が無かった。終わって即、お寺の桧風呂に入れてもらって、およそ10分後、無事解凍できた。

 寒さに備えて3日前からたくさん食べまくっていたので、お風呂から上がったときは、詰め物をして焼き上がった七面鳥の気分だった。酉年だし、鐘もついたし、なかなか良い新年のスタートをきれたような気がする。満足!

第85回

 先日出演したテレビは、ブッシュ大統領の是非を討論する2時間番組だった。僕はブッシュ賛成派に座ったが、別にブッシュファンとか絶大に支持している訳ではない。ただ、大統領は国のブレイン達のチームを率いているので、個人攻撃しても始まらない。僕の考えでは今のチーム以上のブレインを集められるなら大統領が代わっても良いと思うが、現状では日本はそれを批判するより、自分たちがどんなアクションを起すかを考えるべきだと思うんだ。

 そんな訳で珍しく収録前に世界情勢と日米の立場等々しっかり勉強して、考えをまとめて行った。しかし、2時間番組で、他の出演者は重鎮揃いだし、回想シーン等のビデオが多かったので、撮影には5時間もかかったが、出番は少ないと思った。結局、僕が移ったのは全部で2〜3分だったかな?

 テレビとはなんと効率の悪い仕事だと思うが、僕は柔道の練習を週に5時間かけて、3ヶ月に1回の試合時間は長くて3分。この忍耐力があればこそ短気な僕でもやっていけるのだ。
第86回  以前紹介した家の小猫達(悟空とメイ)はもう小猫では無くなった。大きくなったのは事実だが、悟空は犬になりつつある。鳴き声も「ワゥ!」と吠えて何でもかじる。暴れん坊で猪突猛進型で、一番高いタンスに飛びのろうとしては届かないで壁にぶちあたる。自分のしっぽを追い掛け回してはグルグル回る。いわゆる「おバカ」で憎めない。バカな子ほど可愛いものだ。

 一方メイちゃんは、めちゃくちゃ愛らしい。そばに来ては「ミャオウ」。僕が出かけるときは寂しそうに「ミャオウ」。いつでも優しく「ミャオウ」。こんなにかわいらしい性格の猫を飼ったのは初めてだ。

 それでもメイはゴクウのお姉さん。ゴクウが下を歩いているのをテーブルの上から見つけると、毎回ジャンピングボディドロップを食らわせている。何が起こったのか分からずに「ワゥワゥ」言っているゴクウを横目に、何も無かったように、おしとやかに「ミャオウ」。猫達に人間模様を見る今日この頃。

第87回

 土曜日恒例の新宿御苑ウォーキングは色々な人がいて面白い。散歩やピクニック、昼寝はもとより草木の写真を撮る人、絵を描く人、気功や太極拳をする人や、ウォーキングやジョギングをする人も多くなった。ウォーキングは高齢の方や、健康の為に黙々と歩く人も多い。

 新宿という場所柄か、最近は素人さんでは無いウォーカーを見かける。トレーニングウエアに身を包んで携帯電話を手にするドン?を中心に、スーツのこわもての男達が4人程で取り巻いてウォーキングをしている。もちろん中心の人物は自分の健康づくりをしながら電話もできて、一石二鳥とばかりに満足げな表情で歩いているが、取り巻きはややうんざり気味だ。もしかしたらフィットネスクラブへ入会しようとして断られた恨みもあるのか、すれ違いざまにこれでもかとガンを飛ばしてくる。僕はにらみ合いでも負けないし、こちらも体の大きい人や個性豊かな重鎮もいる。彼らはすごすごと視線をそらすが、これは不健康だ。歩くときはどの筋の人も明るく元気にさわやかにね!お兄さんがた!

 この取り巻きの皆さんが、カラフルなトレーニングウエアを着るようになる日が楽しみだ。
第88回  先日、腕ずもうの番組にでた。7人の強者の中のランダムな3人に挑戦者が挑み、3人連続で倒したら『賞金10万円』と言うものだ。強者はそれぞれ何かパフォーマンスをしてくれと言われ、他の人は顔に何か塗ったりしていたが、特に思いつかないので、全身黒ずくめでサングラスをかけて「ゴッドファーザー」のテーマソングで出場してみた。

 その日、偶然挑戦者は10年ぶりにあった昔の仕事仲間。一緒にフィットネスクラブで働いていた人で、体は僕より大きいし若い。運悪く?僕が2番手に当たってしまった。彼は一人目は軽く倒し、いざ二人目の僕。結果は周りの予想に反して僕の勝ち。彼はインタビューに「10年前と同じで強かった」と応えていたが、もしかしたら僕の顔を立ててくれたのかもしれないし、10年分と10万円分の恨みをかったのかもしれない。今度会ったら、ハンバーガーでもおごるよ。

第89回

 今度ドラマに出る事になった。チャックがドラマ?って言われそうだが、一番「え〜?」と思っているのが僕。でも、来るものは拒まず。聞いてみると主役は里見コウタロウさん。『じ、時代劇?』僕もチョンマゲ?侍?用心棒?時代劇なら悪役でも斬られ役でも何でもいいと思ったけど、そうは行かない。現代劇で僕はやっぱり外人の役で、もちろんチョイ役。『青い目の武士がいた』とか、『アメリカでドアを開けたらそこは戦国時代だった』なんて話もあればいいのに…。

 でも時代劇ファンの僕。もちろん里見さんなら「ズが高〜い!控えおろう〜。」が聞きたい。あの声に「はは〜」とひれ伏すのも良いけど、出来ればその後ろに立って、そっくり返って「わ〜はっはっ」とやってみたかった。ドラマの練習より、そっくり返って笑うイメージトレーニングばかりしてたので、相変わらず僕はへたくそなまんまで撮りが終わった。

 9月ごろ放映されるドラマで僕を見かけた方、自己批判と反省は十分したので、これ以上のご意見はご遠慮申し上げソウロウ奉るゾよ。越後屋おまえも悪じゃの。が〜はっはっ!
第90回

 17年乗った、憧れのハーレーがどうしようもないほどポンコツになった。殆どの部品を交換しても、爆音はどんどんひどくなって、オイルは漏れ、その他もろもろで修理代ばかりかさんでいく。

 他に乗りたいバイクはないかと探して、見つけたのがヤマハのVMax。ところが人気が高いのに製造中止になったばかりで、在庫も無い。そうなるとどうしても何が何でも欲しい。バイク屋さんに探してもらって、見つかったのが逆輸入の新古車。塗装し直してもらって、新しいヘルメットも用意して、いざと言うところで梅雨入り。ぴかぴかのバイクには中々乗れない。今、ぴかぴかのバイクは猫の遊び場になっている。

 写真の猫ライダーは家のメイちゃん。

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