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 第28回 「自信と過信」
 いつも健康の為にはバランスが大切だとお話ししています。運動も食事も大切なのはバランスで、やり過ぎも足りないのも良くありません。同じ事が精神面にも言えます。自信があり過ぎも、無さ過ぎも良くありません。
 先日70才の女性が運動相談にやって来ました。寝たきりのご主人の世話をしなければならないのに、腰痛もあって、思うように動けない事で悩んでいました。それならと、一緒に少しずつ身体を動かして、1ケ月ほどで普通に歩けるようになりました。この女性は自分が普通に歩けるようになった事で自信がつき、表情まで明るくなりました。
 又、別の男性は40年間マラソンを続け、年に4〜5回はフルマラソンを完走していました。しかし、健診で血圧が高い事が分かり、生活習慣を聞いてみると、身体への自信から、暴飲暴食を続けていた事が分かりました。
 自分を信じる事は、自分の可能性を伸ばす事につながります。何事に於ても、大切な事だと思います。一方身体の機能に対する過信は非常に危険です。いくら僕が体力があるからと言って、不眠不休で働き続ける事なんて出来ません。自信が付いたら次はそれを大切にする事が重要なのだと思います。

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