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 第31回 「抵抗力は防衛体力」
 食中毒のニュースで冷や冷やする夏の始まりでしたが、梅雨時だけでなく夏場の食中毒は大変恐いものです。そこで、予防法をいくつかご紹介しておきます。

 当然の事ですが、食品を購入する際には賞味期限や消費期限を確認して、更に冷凍・冷蔵等の保存法に注意して、その期限より早めに食べる様にします。しかし、お店で買ってから持ち帰る時間もできるだけ短くし、期限内であっても、食べる前に自分で匂いや色を見て更にチェックする事も大切です。

 夏休み、家族でお弁当を持って遊びに行くときは、朝、家で調理したからと言って安心せずに、お昼までの保存法に注意して(車の中や暑いところに放置しない)、やはり食べる前に匂い等を確認しましょう。最近はお弁当の除菌シートも売っているので、活用したり、昔ながらの梅干しや竹の皮等も利用して予防には念を入れましょう。

 そして、忘れてはならない大切なポイントは体調です。夏バテ気味だったり、胃腸が弱っていたり、栄養不足の状態では、身体の抵抗力が落ちています。そんなときに、なんらかの菌が入ってくると、抵抗する力がなく、病気になってしまいます(高齢者や子供が重症になるのは同じ理由から)。

 身体の抵抗力というのは防衛体力とも言い換えられます。有害な物から身体を守る力です。身体に入った悪い菌を活躍させずに滅亡させるか、より早く体外に破棄できる力を養っておきましょう。

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