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 第40回 「健康へ前向きに」
 先日、番組のロケで盛岡へ行きました。そこでミニチュアの草履を編んでいる69才の男性に会いました。退職した12年前から始めたそうで、細かい作業にも関わらずメガネは使いません。何故かと伺ったところ、12年前からテレビを全く見ないそうで、自然食に近い食事と規則正しい生活を続けているそうです。

 次にお会いしたのが、74才で農作業を続けている男性。家に冷暖房設備はなく、冬はコタツだけでも、近所の人達とのおしゃべりなど楽しんでいるそうです。

 もう一人は、82才の男性で、毎日薪を割って、炭を焼く仕事を続けています。年をとってきたので、以前は毎日12時間働いていたのを、最近は1日10時間に減らしたという事でした。

 皆さん共通しておっしゃるのが、『人間はいつか死ぬ。それまで働き続ける。』という事でした。経済的より心の豊かさを持ち、充実した生活を続ける皆さんを見て、本当に心と身体が健康なのだと感じ、感動すら覚えました。

 以前、70才を越える彫刻家が、材料にする木を向こう50年分蓄えているという話しを聞きました。心身の健康にはまず『死ぬまで生きるぞ!』という前向きな気持が不可欠な様です。

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