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 第52回 「セカンドオピニオン」
 今回のテーマ『セカンドオピニオン』は、皆さんも聞いた事があると思います。主に医療の分野ですが、一人の医師の診断を受けた後、別の医師の診断を受けるというものです。病状が深刻であったり、治療法や手術をするかどうか等、不安だったり、決断がつかないときには有効です。セカンドオピニオンを勧めてくれ、検査結果や映像を預けてくれるドクターも増えてきました。欧米ではドクターの方から「セカンドオピニオンを希望しますか?」と聞いてくれるそうです。

 
一方よく耳にするのが「病院で診てもらったけど、納得が行かないから、カイロで診てもらって、治してもらう事にした」とか、「手術すると言われたけど、いやだから○○療法の先生に治してもらう事にした」「足が痛いけど病院はいやだから、友達が治した方法を教えてもらった」等々です。

 これらは正しいセカンドオピニオンとは言えません。ある医師の診断に納得がいかなければ、同じ分野の専門医に診てもらわなければなりません。医療分野の問題点を民間療法へ行ったり、友人に聞くなどは危険な結果をもたらします。又、食餌療法や運動療法を勧められた時はドクターの診断に基づいて栄養士さんの正しい指導を受けたり、運動処方箋に基づいて運動指導を受けます。

 納得がいかなければサードオピニオンを聞く事も出来ますが、これも同じくあくまでも医療の事は医療の専門家に聞かなければなりません。二人のドクターに聞いたから、今度は民間の意見という事ではありません。

 医療が進歩した現在やこれからも、治療法や手術には選択肢が増えるかも知れません。迷ったり、悩んだときは、あきらめないで納得がいくまでドクターに相談しましょう。かかりつけ医(ホームドクター)を持ちましょうと言う働きかけもあります。自分や家族が信頼できるかかりつけ医を見つけておきましょう。

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