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 第56回 「マタニティエクササイズ」
 昔から妊産婦は元気なら少し体を動かしてもいいが、どちらかと言うと大事をとって、静かに静かにと大切に扱われてきました。最新のアメリカの産婦人科学会の発表によると、毎日30分程度の運動を取り入れ、肥満と糖尿病を予防する事が推奨されています。

 産婦人科の病院やメディカル系のフィットネス施設でも、マタニティビクスなどの妊産婦向けのレッスンを行っています。しかし同学会によると、水中で行うマタニティ向けのレッスンが非常に良いそうです。有酸素運動を行う事で胎児にもたくさんの酸素を送り込む事ができ、水中で行う事で母体が運動中に発する熱の影響を胎児に与えずに済みます。水圧がかかりそうですが、胎児の周りも水がある為、これも影響はないそうです。

 また、出産や胎児の成長に合わせて母体にかかる負担を、背筋や腹筋を鍛える事で予防する事もできます。運動を続けていないと出産前後の体重の調整も難しくなります。妊産婦が運動を取り入れる事は、様々な面で効果が見られるそうです。

 しかし、プールで運動をする事が理想ではあっても、潜る事は良くない様です。またプール周辺の滑りやすい床には十分な注意が必要です。

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