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 第70回 「健康診断の後」
 健康診断のシーズン?と言うわけではありませんが、春と秋は企業検診や地域住民の健康診断が多く、弘岡先生のクリニックも大わらわです。そんな中、僕らもしっかり健診を受け、会員さんにもせっせと勧めています。

 
ところがこの健康診断、皆さん受ける事が目標になっていませんか?受ける数週間前からお酒や食事を減らしたり、運動してみたりと、何とか少しでも良い数値をあげようと必死です。そして、結果に一喜一憂するものの、喉元過ぎればなんとやらで、あっという間に健康への関心も消えうせます。結果が少々悪く、医師から生活の調整を勧められても、頭をかきかき仕事の忙しさを歯切れ悪く言い訳にしています。もちろん少々でなく結果が多いに悪ければ、仕事どころではなくなります。

 健診の結果が良い、少し悪い、悪いと言うのは、当たり外れではなく繋がっています。。結果がいくら良くても30才を過ぎたら、加齢と共に体は衰えています。今まで通りの生活では、次の健診で同じく良い結果が出るとは限りません。少し悪いだけだからと気にもせず、同じ生活を続けていると、次の健診ではもっと悪くなります。

 
健診の結果は運ではありません。体が正直に披露している生活習慣の結果です。この結果はスタートラインです。良い結果を維持するのか、悪い点を改善するのか、いずれにもアクションが必要です。

 健診の結果を無視して、見ないふりするのは自由です。その体は誰のものでもなく、自分自身の物なのですから。

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