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 第86回 「心肺機能の為の筋トレ」
 前回お話しした生活習慣の中で、運動に関しては体調によって、また腰痛や膝痛などがあればできなくなります。そんなときは、栄養や休養などの他の条件を普段以上に重視してください。運動には少々の過食やアルコールの飲みすぎ、体内のストレス、精神的なストレスを解消する効果もあるので、その運動が出来ないときは、これらの効果も得られない事を認識しておいてください。

 
さて、栄養のバランスは一般的には、【6:2:2(炭水化物:蛋白質:脂肪)】とされていますが、運動もフィットネスレベルでは同様に【6:2:2(有酸素運動:筋力トレーニング:柔軟性)】とされています。

 しかし高齢者では【5:3:2】【4:4:2】と筋力トレーニングが少し優先となります。これは加齢によって、筋力に関わる関節の周りの組織が自然と衰える為、それを補う必要があるからです。骨も軟骨も老化すると有酸素運動が出来なくなってしまいます。健康を維持する為に、基礎体力を維持する為には筋力が必要なのです。

 
中高年齢からは筋力をつけ、有酸素運動で心肺機能を高め、柔軟性で怪我を予防すると言う循環で健康づくりをします。加齢によって、腰、膝、肘、足首、肩等に痛みが出てくると、自然と動かなくなり、心肺機能が衰え、有酸素運動も出来なくなり、筋力と体力が衰えると言う悪循環が起こります。高齢になれば身体の何処かに痛みがでて来る事もありがちですが、痛みがあれば治療や改善しながら、それを補う体力をつけて健康を維持して行きましょう。

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