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 第96回 「健診結果」
 秋から冬にかけて健康診断を受けた方も多いと思います。僕自身も健康診断を受けて、結果を過去数年と見比べ、その変化の有無を確認しました。ところで検査結果が全て基準値内で「所見無し」の結果を受け取った方の中にも、数値としては前年とずいぶん変わっている場合もあります。もちろん血液検査の結果は検査日の数日前からの食事の影響があるので、中々同じ数字は得られません。

 そこで今回は、特に生活習慣病に関係が深いコレステロールと中性脂肪について、それぞれの数値の関係を見る簡単な方法を紹介します。総コレステロールが標準内であっても、善玉と呼ばれるHDLと悪玉と呼ばれるLDLの内訳を見過ごすわけには行きません。一般的には総コレステロールの1/4がHDLであれば良いとされています。総コレステロールが基準値内であっても、『LDL÷HDL=3以上は危険度が高い』と言う事になるのです。

 もう一つコレステロールと中性脂肪の関係では、『総コレステロール−HDL−(中性脂肪÷5)=LDL』となれば理想とされています。

 検査結果をお医者さんに聞くときに、結果の数値の関係等も少しずつ聞いてみましょう。運動量が極端に多い人でも、それによって数値が基準値から外れることもあります。いつも基準値の中であっても数年間の変動もよく見ておきましょう。

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