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 第98回 「用心と過信」
 今年に入ってたった2ヶ月の間に、無理な運動で怪我をした話を聞いたり、僕自身も事故で足首の剥離骨折を経験し、スタッフが階段でねん挫、その知人でエアロビクス歴10年以上のベテラン女性がステップ台を踏み外してねん挫と、体力に関わらず用心していても避けられない事故が発生しています。

 事の大小に関わらず、数日以内に病院へ行って診断を受け、治療と回復期の適切な運動をした人は順調に治癒しました。一方、自分の体力を頼り、自分の判断で治療と何となくリハビリ的な運動をした人は回復が遅れ、いつまでたっても直らず、結局後々になって病院に行く羽目になりました。

 小さな怪我で大騒ぎするのもよくありませんが、過信して治療を遅らせるのも、遅れるだけですめば運が良いほうで、遅れた事で元通りには治らない事もあります。

 何事も用心するに越した事はありませんが、痛めてしまったときは過信せずに積極的に治療する事が何よりです。ねん挫した人がお医者さんに運動を相談したところ、「上半身や痛みの無い場所はトレーニングしても大丈夫だけれど、歩いたりぶつかったりすると回復が遅れるから我慢して足を治しましょう」と言われたそうです。この意見も大賛成です。

 治療に焦りは禁物です。きちんと治さないと後々苦しむのは自分ですからね。

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