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 第6回 「暑さに強くなろう!」

 いよいよ本格的な夏ですね。夏といえば、海水浴・キャンプ・夏休み・花火大会・・・。しかし夏と聞くと、暑い・疲れるという事が最初に頭に浮かんでくる方は、間違いなく暑さに弱い方でしょうね。
 夏というと皆さん汗をかくのを嫌がって、エアコンをきかせた部屋の中にこもって、「そうめん」や「ざるそば」ばかり食べていませんか?その上、アイスコーヒーや清涼飲料水を浴びるように飲んで、おやつにはアイスクリームやかき氷や西瓜という生活をしていませんか?こういう生活は夏バテする1番の近道です。

 冬場に温かい室内から寒い屋外に出るときは、その気温差を服装でしっかりカバーするという事を以前お話ししましたが、夏は涼しい室内から暑い外に出るときは、その温度差をカバーする方法がありません。急激な温度変化が3℃以上あると肉体的に負担があります。それに加えて、さっぱりしているからといって麺類ばかりでは栄養不足になります。さらに甘い飲み物は糖分とカロリーが高い割には吸収率が低いので、なかなか喉の乾きは潤いません。総合的には、血糖値が上がり過ぎて胃の負担になり、食事では栄養不足になり、汗で失われたミネラルも不足し、体内の様々なバランスが崩れてしまいます。

 身体は夏になると自然に暑さに負けにくい身体に調整されます。これは、熱を貯える脂肪分を減らし、外気による体温の上昇を抑えるように毛細血管を増やすものです。しかし、エアコンのきいた室内に殆どいる生活では、身体は夏に対抗する準備をしません。それに加えて食生活で体内のバランスを崩した上、室内と屋外の極端な気温差を受ければ身体はすぐにバテてしまいます。

 夏バテを予防するには?もうお分かりですね。栄養価の高い食事をしっかり取り、水分はたっぷり取りますが、甘いものやアルコールは控えます。部屋は暑くない程度に温度を設定して、夜はエアコンに頼らずに、水枕やアイスパックを利用するのもいいと思います。

 特に食事は、食欲をそそるように、酢やレモン、少し辛い味付けなどを工夫して、栄養が不足しないように心掛けましょう。夏野菜と呼ばれる、レタス・トマト・なす・キュウリなどはミネラルや水分がたっぷり含まれているので、さっぱり味のドレッシングをかけてたっぷり食べましょう。サラダの中にカボチャやオクラやコーンを加えたり、蒸し鳥やツナやチーズを加えればボリュームも栄養価もグンと高くなります。紫外線の害も色々言われますが、日光を浴びると体内では骨の成長に役立つビタミンDが合成されます。でも焼き過ぎと日射病・熱射病にはご注意ください!

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