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 第26回 「アイアンマン・ニュージーランド大会」

 アイアンマン予選シリーズの第1戦は、2月5日に南アフリカのケープタウンで開催され、第2戦のニュージーランド大会は3月4日に開催されます。

 今年のニュージーランドは、約150年の歴史を持つヨットのアメリカンズCUP大会が開催されており、防衛国ニュージーランドのブラックマジック号が挑戦権を得たイタリアのルナロッサ号の挑戦を受ける事になり、3月19日から海の上の熱い戦いが始まっています。

 第1、2、3戦と防衛艇のブラックマジック号が楽勝しており、オークランド市内にはアメリカンズCUPを見物する為に熱狂的な国民が1万人も押し寄せると共に、世界中からも4年に1回開催される大会の為にヨットファンが集まり、オークランド市内は大変な賑わいを見せているそうです。

 ニュージーランドがチャンピオンを防衛するには、9戦して5勝すればアメリカンズCUPのトロフィーを手にする事ができる訳です。日本艇も挑戦しましたが、残念ながら予選で敗退してしまいました。約150年の歴史の中で、アメリカンズCUP杯を手にした国は3カ国しかありません。アイアンマン大会の日が最終戦の日に当たりますが、現在の勢いですと最終日を待たずにニュージーランドが防衛をしそうです。アイアンマン大会もヨットレースの為に影が薄くなりそうです。

 さて、アイアンマン・ニュージーランド大会は、一昨年の14回大会まで、現在アメリカンズCUP大会が開催されているオークランド湾を中心に行われていましたが、昨年からオークランドから約300km位離れた北島の真ん中にあたるタウポという湖を中心として開催される様になりました。

 タウポ湖は、夏の避暑地として有名な所で、春から秋口まで大変な賑わいを見せるリゾート地で、ヨット、釣、ラフティング、フカジェット、バンジージャンプ、温泉等に人気があります。アイアンマンが開催される頃は、晩秋で朝晩は肌寒く、観光客も殆ど無く商店は扉を閉めている所もあります。

 コースはスイムをタウポで泳ぎ、バイクはフラットなコースを2周回、ランは湖の周りを2周回するコースとなっています。昨年新しいコースになって優勝したのが、男子ではアメリカ人のティム・ディブーム選手で、アイアンマンシリーズでは初めての勝利でした。女子はカナダのメリッサ・スプーナー選手が優勝しましたが、昨年はアイアンマンでカナダのローリー・ボーデン選手が優勝した様に、カナダ勢が今年も活躍しそうです。

 日本勢は昨年、今枝誠選手が12位に入りましたが、今年は2月5日に南アフリカ大会で8位に入賞しましたので、中1ケ月で出場してきますか…。

 女子は昨年、村上純子選手が15位に入りましたが、今年はオーストラリアのハーフアイアンマンから始めるそうで、宮古島大会も出場しないそうです。宮塚選手も今年は宮古島には出場せず、アイアンマン・オーストラリアにチャレンジするそうです。

 いずれにしましても、アイアンマンシリーズの予選大会に出場するという事は、ハワイの権利を獲る事を目標としている人が大半な訳です。2月末現在でハワイの権利を獲得している人は、男女合わせて10名以下です。第16回ニュージーランド大会では何人の日本人がハワイの権利を獲得出来ますか?

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