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 第29回 「トライアスロン大会情報」

【アイアンマン・チェジュ】
 第1回アイアンマン・チェジュ大会の開催まで約1ケ月となりました。エントリーは韓国人以外で約1200名位あったそうです。エントリーフィーの締切日を3月31日迄延長しましたが、締切日迄にエントリーフィーを支払った選手は約830名だったそうです。

 バイク運搬料を旅行費用以外に2万円取られるという事で、大分嫌われた様です。バイク運搬料に関しましては、大韓航空と現在折衝を行っている様ですが、大韓空港もオンシーズンなので大変強気な姿勢を崩さず、交渉は難航している様です。

 日本からハワイやアメリカ本土、或いはヨーロッパ等にバイクを持ち込む場合には、個数2個で20kgを越えなければ殆どオーバーチャージを取られる事はありません。大韓空港側も約1000人がバイクを飛行機に乗せる等という経験がないのと、オンシーズンである為に、旅行客が多いという理由があります。

 もう少し主催者側が早い機会に韓国観光公社や航空会社と事前の打ち合わせをしておけば、寸前になってこんな問題にならなかった事でしょう。いずれにしても良い結論が出る事を出場する選手は期待しています。

 地元の韓国では、出場希望選手が多くなり予選を行いました。スイム3.9kmをプールで泳ぎ、1時間50分以内で泳ぎ切った選手をチェジュ大会に出場させる事になりました。その結果、約200人の韓国選手が出場出来る事となり、5月末現在で総出場者数は1000人を越すと見られますが、実際7月2日にスタートする選手は1000人を少し下回ると思われます。

【第11回サイパン・タガマン大会】
 第11回サイパン・タガマン大会が5月20日開催されました。出場選手は地元サイパンをはじめロタ・グアム・ハワイ・アラスカ・オーストラリア・ニュージーランド・香港・韓国・日本等、9カ国の選手が出場しました。タガマン大会には昨年まで述べ2186人が出場しました。

 男子の優勝候補は昨年優勝し3月のNZアイアンマン大会で7位入賞した、ニュージーランドのステファン・ファレル、94、95年タガマン優勝のマイケル・トゥリーズ選手、タガマン3回優勝し4月のオーストラリア・アイアンマン大会で6位に入った宮塚選手、女子はハワイのジョリス・ハーター選手、オーストラリアの若干21才のカロリナ・クークスレー選手、ハワイのスサーナ・ブルー選手らが優勝争いをするだろうと予想されました。

 男子で優勝したのはマイケル・トゥリーズ選手で、スイムをオーストラリアのリース・ラクリー選手とほぼ同時に上がり、スイムを第2集団で上がってきた宮塚選手とステファン・ファレル選手に1分30秒以上のアドバンテージを与えバイクに移るマイケル選手は独走体勢に入り、そのままランに移り2位の宮塚選手に1分以上の差を付け最後まで独走でフィニッシュしました。宮塚選手は得意のランで後半追い込んで33秒差迄詰めましたが、優勝を逃しました。

 女子はスイムをトップで上がったハワイのジョリス・ハーター選手がバイクスプリットもトップ、ランスプリットもトップの完全独走で優勝しました。2位にはオーストラリアのカロリン・クークスレー選手が入り、日本人選手は4位に小島さち選手が入りました。尚、桜井博江選手はスタート前に体調不良で棄権しました。

 来年の第12回大会はスイム、バイク、ラン共コースが変更される予定で、距離も伸びてエキサイティングな大会になり出場選手も多くなりそうです。又サプライズマネーも増額されそうです。

【シドニーオリンピック日本人選手決定】
 シドニーオリンピックに出場する日本人選手が発表されました。女子3名、男子2名の合計5名です。先日開催されましたアジア選手権大会で日本人選手が優勝すれば男子の枠も3名獲得出来たのですが、残念ながら取る事が出来ませんでした。

 カザフスタンのドミトリー・カーグ選手が同じカザフスタンの選手を上手くアシストした為に西内選手が3位となり、3名枠確保の夢が破れてしまいました。その結果選考で一番割を食ったのが福井選手となってしまいました。

 そもそもオリンピックに出場する為には、数年前からITUのW杯大会やポイントレースに出場し、ポイントを通算で獲得しなければオリンピックには出場できないシステムになっていましたが、そのポイントが全く生かされてなくITUのポイントシステムはナンセンスと言えましょう。

 福井選手は数年前からポイント獲得の為にW杯に出場していながら、選考に漏れてしまい納得がいかないのではないのでしょうか?

 又、女子も競技歴が2年しかない選手が選ばれ、もっと前からポイント獲得の為にW杯に出場していた選手もいる訳で、今になって見るとポイント制は日本にとっては全く意味がなかったとしか言い様がありません。

 今回の選考で男女共残念な思いをした選手がいる訳ですから、それらの選手の為にも選ばれた選手はぜひ共頑張って欲しいものです。

【第1回アイアンマン・カリフォルニア大会】
 アメリカ本土のレースなのでトップトライアスリートが多数出場するものと期待していましたが蓋をあけて見ればちょっと寂しく低調なレースでした。

 コースは郡のキャンプ内で開催され、スイムはデルマーの郡のハーバーから外洋に向かって2周回、コース目標がはっきりせず泳ぎにくく、その上外洋に近づくに従ってうねりが高く特に日本人は泳ぎにくかった様でスイムタイムも良くなかった。

 バイクもキャンプ内で8.6%と13.5%の昇りが2ケ所あるコースを2周回、ランは平坦なビーチサイドを2周回するコースとなっています。

 男女トップファイブの記録を見ましても、他のアイアンマン大会に比べ非常に低調なタイムでコースレイアウト等が影響しているのではないでしょうか?エントリー総数は1805名で、完走者は1364名、日本人のエントリーは52名でした。

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