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 第30回 「アイアンマン情報」

 10月14日にハワイ島コナで開催される、第22回アイアンマン世界選手権大会に出場する為には、世界各地で開催されているアイアンマンの予選大会に出場し、出場権を獲得しなければなりません。

 昨年の11月6日に開催された、第1回フロリダ大会から、今年2月5日の南アフリカ大会、3月4日のニュージーランド大会、4月9日のオーストラリア大会、5月20日の第1回カリフォルニア大会とスペイン大会、5月28日のブラジル大会と第1回マレーシア大会の8戦が既に終了しております。

 各予選大会の優勝者の顔ぶれを見ますと、男子ではローター・リーダー選手(昨年ハワイ大会失格)トーマス・ヘリゲル選手(昨年ハワイ大会6位)ケン・グラン選手(ブラジル予選3連勝)らが予選で優勝しておりますが、昨年ハワイで優勝したルック・バン・リルデ選手や2位のピーター・リード選手らはまだ顔を出していません。

 女子を見ますと、昨年優勝したロリー・ボーデン選手や3位のフェルナンド・ケラー選手、8位のフェザー・ファー選手、3年ぶりに復活を目指すポーラ・ニュービーフレーザー選手らが順当に予選を勝っております。

 又、日本人選手を見ますと、5月28日に開催された第1回マレーシア大会で、松田薫選手がアイアンマンと名の付く予選大会で日本人として初めて優勝しました。昨年のカナダ大会では、谷新吾選手が2位に入りましたが、日本人が優勝したのは初めてです。4月のオーストラリア大会では宮塚英也選手が7位に入りました。

 谷選手は今年もカナダにチャレンジし、優勝を狙うそうで、ここ3〜4年いささか停滞気味だったロングを得意とする日本のトップ選手も、10月14日のコナでは上位を狙って活躍してくれそうな気配が伺えます。

 いよいよ3年ぶりに、アジアでのアイアンマン予選大会が韓国のチェジュ島で開催されますが、このHPが掲載されるころには成績が発表されていると思います。チェジュ大会の懸案事項だったバイクの輸送に関する問題も解決し、輸送料金の選手負担が無くなり一安心でしょう。

 韓国で初めて開催されるアイアンマン大会ですが、全出場選手の70%が日本人という事と、その大半が海外のレース経験が初めてという選手が多い訳です。過去韓国で開催された大会では、死亡事故を含め色々な問題がありました。バイクコースが一般車両と同じ道路で、車両との接触事故があったり、エードステーションに水も氷も食べ物も無かったり、エードに子供が一人しかおらず、コーラしか無かったとか、暑いのに身体や頭にかける水も用意されていなかった等という例がありました。

 レース当日梅雨明けしているのか、まだ梅雨の中でのレースなのかによって、エードステーションでの補給状態も全く違ってきます。運営面の結果によって、韓国初のアイアンマン大会が、成功したか否かの評価が違ってきます。

 アジアで3年ぶりに開催されるアイアンマン大会ですから、レース後に出場した選手から素晴らしい大会だったと言われる様な大会で終わりたいです。

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