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 第32回 「アイアンマン情報」
 第22回アイアンマン世界選手権大会の開催まで約1ケ月半となりました。ハワイ島コナで開催される世界選手権大会に出場する為には、世界各地で開催さる予選大会で出場資格を獲得しなければなりません。

 アイアンマンの予選シリーズは、昨年の11月6日に開催された第1回フロリダ大会に始まり、今年の8月27日に開催されたカナダ大会まで全14戦の中でした(シリーズ以外でも出場資格獲得レースはある)。

 今年から新たに、アジア地区でマレーシアとチェジュの2大会が追加されました。その中でも第1回マレーシア大会で、アイアンマンシリーズで初めて日本人の松田薫選手が優勝しました。昨年のカナダ大会で谷新吾選手が2位に入りましたが、過去日本人の優勝はありませんでした。又、宮塚英也選手はオーストラリア大会で7位に入り、3年ぶりにアイアンマン大会の出場権を獲得、田村嘉則選手はチェジュ大会2位で出場権を獲得、谷選手はカナダ大会で3位に入りました。今年のハワイは日本のトップ選手が久しぶりに顔を揃えましたので、誰か一人ぐらいは上位入賞の期待がかかります。

 今年の予選シリーズを振り返りますと、昨年のハワイ大会で失格したローター・リーダー選手が、11月6日のフロリダ大会で優勝し、アイアンマンの汚名を挽回しました。ローター・リーダー選手はその後、シドニーオリンピックのドイツ代表を狙いましたが代表を逸し、7月9日の地元ドイツ・ヨーロッパ大会で優勝しシリーズ2勝しました。

 又、その一週間前のチェジュ大会では奥さんのニコラ・リーダー選手も優勝し、今年は夫婦でハワイに出場します。

 その他シリーズで2勝しているのがピーター・バルボロスキー選手で南アフリカ大会とチェジュ大会、カリフォルニア大会でも2位に入っています。98年ハワイ優勝のピーター・リード選手は、地元カナダでローリー・ボーデン選手と夫婦揃って優勝しました。

 その他有力者で顔をだしていないのが、96・99年と2勝しているルック・バン・リルデ選手あたりです。

 女子を見ますと、相変らずカナダ勢が圧倒的な強さを見せております。ロリー・ボーデン選手がオーストラリアとカナダ大会で優勝、フェザー・ファー選手がカリフォルニアとヨーロッパ大会で優勝、リサ・ベントリー選手がニュージーランド大会で優勝と有力者が順当に予選を勝っております。

 今年は9月のシドニーオリンピック大会の公式競技としてトライアスロンが採用され、大会の初日と2日目にレースが開催されます。男女とも地元オーストラリア勢のメダル獲得が有力と言う事で、大会初日から地元では大変な盛り上がりを見せる事でしょう。

 シドニーオリンピックが終わった1ケ月後には、20世紀最後のアイアンマン大会が開催されます。ミレニアム大会を制するのはどんな選手なのか楽しみです。

 次回は入賞候補の予想をしたいと思います。

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