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 第47回 「アイアンマン情報」
 テロの影響を心配されたアメリカ国内の9月以降のビッグスポーツイベントも無事順調に開催されました。特にニューヨークマラソン等は、テロを受けた中心地での開催であっただけに注目されましたが、例年より約5,000人程出場者が少なかったそうです。エントリーしたのに出場できなかった人の中には、世界貿易センタービルビルの中にいてテロの犠牲となった人もいたそうです。又、炭疽菌に感染した人も、テロには屈しないという所をテロリスト達にアピールする為に走ったそうで、アメリカ国民の現在の気持ちを良く表しているようです。

 さて、2002年に向けたアイアンマンの予選シリーズであるフロリダ大会が、11月10日に開催されました。出場者は1,818人で完走者は1,718人でした。男子の優勝者はスペンサー・スミス選手で、8時間21分30秒。スペンサー選手はアイアンマンではリタイアでしたが、中1ヶ月で優勝し来年に向けて早々とスタートを切った訳です。2位はアイアンマンで初優勝したティムス・ディブーム選手の兄でアイアンマンではリタイアしたトニー・ディブーム選手が8時間28分02秒、3位はオリバー・ベルンハルド選手で8時間29分57秒でした。

 女子の優勝は、今年の南アフリカ大会で3位でしたがアイアンマンには出場しなかったカタヤ・シュモック選手が9時間25分57秒で優勝。2位はメャレン・パワーズ選手で9時間48分06秒。3位はシドニーオリンピックのアメリカ代表で4位に入り、中1ヶ月でアイアンマンでも5位になりましたが、今年のアイアンマンではリタイアしたジョアンナ・ツァイガー選手で10時間01分04秒でした。

 日本人を見ますと、例年20人前後の選手が出場しているのですが、やはりテロの影響でしょうか、男子が7人、女子が2人の合計9人の出場でしたが、2002年のハワイの出場権を取った選手はおりませんでした。

 予選大会も年を越しますと1月27日のマレーシア大会から、一連のシリーズ大会が始まりますが、来年アメリカ国内では新しい大会が二つ増え、ユタ州とウィスコンシンで開催されます。その代わりカリフォルニア大会は中止となります。新しい二大会共に現在定員はいっぱいとなっています。

 前にも書きましたが、アメリカやカナダの大会は、大会が終わった翌日からエントリーが始まります。2,000人近い定員はアッと言う間に埋まってしまいます。アジア地区で開催されます大会等は、二次募集をする事もありますが、アメリカ人がアメリカ国内のレースに出場するのは大変です。真面目なトライアスリートの方から言わせれば不謹慎な言葉かも知れませんが、アメリカの人はトライアスロンをこれから始めようと思ったら先にエントリーをしてから練習を始めても間に合うかも知れません。

 今年一年を振り返りますと、世界では大きな出来事がたくさんありましたが、何とか納まりつつあるようです。トライアスリートの皆さん、来年もまた元気に頑張りましょう。

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