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 第37回 「アイアンマン情報」
 日本国内では冬の真只中ですが、海外ではいよいよ本格的にレースシーズンがスタートしました。国内におきましては4月22日に開催される『第17回宮古島大会』からが本格的なシーズンの始まりとなります。

 海外のアイアンマンシリーズの幕開け大会は、昨年は5月28日に開催された第1回アイアンマン・マレーシア大会(ランカイ島)が、今年は1月28日に開催され、アイアンマンシリーズ大会としては2001年で一番早い大会となりました。

 昨年の大会は出場者が101名で、その内日本人が20名(女性1名)でした。松田薫選手が日本人として初めてアイアンマンの予選シリーズで優勝した大会でした。ランカイ島は気温・湿度、共に非常に高く苛酷なレース条件なので、かなり暑さに強い人でないと完走も難しいと言われていました。

 今年の大会のエントリー数は300人を越し、昨年の約3倍という人気振りとなりました。その内日本人のエントリーも100人を越し、第2回大会にして大変な人気の大会となりました。日本国内では、景気の停滞や企業の業績悪化によるリストラや失業等で、トライアスロンどころではないと言う声も聞きますが、海外のアイアンマンシリーズにチャレンジする人が増加している現実はどう受けとめたら良いのか判かりません。

 今回の大会にはハワイの大会に出場すれば必ずトップ10に入り、昨年は4位だったローター・リーダー選手と、女性では98年と2000年優勝のナターシャ・バッドマン選手が出場してきました。気温・湿度共、非常に高いランカイ島でのレースに、真冬の日本から来た選手が全員完走できるのか注目されました。

 レースのスタートは7時でしたが、まだ暗かった為に約15分遅れのスタートとなりました。スイムが終了する頃には気温も30度近くに上がり、9時過ぎには30度を越しました。トップ選手がランに入る頃には気温は35度近くまで上がっており、予想どおり苛酷なレースとなりました。

 レース結果は267名がスタートし、完走者が222名でした。優勝候補のローター・リーダー選手も暑さに勝てず、女子の優勝候補だったナターシャ・バッドマン選手も優勝できませんでした。2人共ヨーロッパの選手なので暑さにまだ慣れていなかった様でした。また、日本のディペンディングチャンピオンだった松田薫選手も、残念ながらリタイアしてしまいました。日本人も80数名がスタートしましたが、やはり暑さに負けてリタイアも多かった様でした。

 その割にはエージグループでハワイの権利を獲得した日本人が多く、女子で6名、男子10名の合計16名がハワイ行きをゲットしました。この暑さの中でハワイの出場権30名のスロットの内、半分以上を日本人が取った訳ですから、大したものと言えましょう。

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