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 第39回 「アイアンマンニュージーランド」
 2001年も3ケ月が過ぎ、アイアンマンの予選大会もマレーシア、ニュージーランド、南アフリカの3大会が終わり、日本人もハワイ大会の出場権を現在迄に20名以上の選手が獲得しております。

 3月3日に開催されましたNZ大会では、2年連続して2位だった地元NZの男子キャメロン・ブラウン選手と女子カレン・バランス選手の男女揃って初優勝が注目されておりました。キャメロン選手は期待に応え念願の初優勝を達成しましたが、女子はまたもやカレン選手が2位に甘んじてしまい3年連続して2位と言う不運な記録に終わってしまいました。

 キャメロン選手はバイク終了時点では、今年も優勝に見放されたと誰しもが思っておりましたが、ラン5km毎にゴール前で待つ観客に対し、2位以下に大差をつけて走っているピーター・サンドバッグ選手(98年優勝)をキャメロン選手が驚異的な追い上げで差を詰めていると放送されると、ゴール前の地元応援団は大声援で、キャメロン選手が大逆転してゴールに入って来た時には、昨年のヨットレースのアメリカンズCUPを防衛して優勝した時の様な騒ぎでした。

 男子に続き初優勝が期待されていたカレン選手は、昨年優勝のリサ・ベントリー選手の圧倒的強さの前に、またもや2位という記録で終わってしまいました。3年連続して2位というのも珍しい記録と言えましょう。

 日本のトップ選手の成績を見ますと、男子では谷新吾選手が総合で10位に入りましたが、プロ枠のハワイの権利は7位迄の為に、ハワイ行きの切符は獲得出来ませんでした。それに対して女子の堀洋子選手(NZ在住)は、総合で5位に入りハワイの出場権を獲りました。昨年は8位の成績でしたが今年は昨年のタイムを16分も縮め、来年が楽しみとなってきました。

 又、エージグループを見ますと、毎年日本人は100名を越す出場者がありましたが、今年のエントリー総数は74人あったものの出場者は68人(男59人、女9人)でした。今年からアイアンマンの予選大会がアジア地区で3大会開催され、97年に中止されたアイアンマンびわ湖大会後、4年ぶりに長崎県の福江でアイアンマン・ジャパンが復活する事になり、その影響もあってNZ大会の出場者数が減った様です。

 それでも例年の様にNZ大会には、大学生の卒業旅行を兼ねた出場者がかなり見受けられました。大会後レンタカーを借りてNZ中を旅行して回るとの事で、レース後すぐに日本に帰るという選手は殆どおりませんでした。

 さて、日本国内を見ますと、いよいよ今月からシーズンインとなり、国内屈指の人気大会である『第17回全日本トライアスロン宮古島大会』が4月22日に開催されます。昨年はハンガリーのピーター・クロプコ選手が2連勝を達成しましたが、今年も又勝たれてしまうのか、2年連続で2位のドイツのマティアス・クルップ選手が初優勝するのか、日本の田村、谷、宮塚選手らが優勝争いに絡んで来れるのか、宮古島大会の結果も楽しみとなって来ました。

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