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 第41回 「アイアンマン情報チェジュ/サイパン」

 5月19日に開催されましたアイアンマン・カリフォルニア大会では、昨年のハワイ大会で2位に入ったティム・ディブーム選手が8時間22分14秒で優勝しました。この大会では2位に弟のトニー・ディブーム選手(ハワイ20位)が入り、兄弟で1、2位を分け合い、その上に妹のニコラ・ディブーム選手も5位に入り兄弟姉妹3人が男女で入賞すると言う珍しい結果となりました。

 男子3位には、シドニーオリンピックで地元オーストラリア代表として金メダル候補とされ、スイムをトップで上がりバイクも一時独走したにも関わらず、ゴールでは27位という成績だったクレッグ・ウォルトン選手が入り、ショートでもロングでも通用することを見せつけました。又、NZアイアンマン大会で10位に入賞しながらハワイの出場権を取れなかった谷新吾選手は、4月15日に開催されました宮古島大会にエントリーしましたが、アイアンマンの出場権を取るために断念し、カリフォルニア大会に再挑戦し5位入賞を果たしました。

 一方、女子を見ますと、1月28日に開催されましたアイアンマン・マレーシア大会で優勝候補の筆頭に挙げられながら、高温多湿の為に2位に終わった昨年のハワイチャンピオン、ナターシャ・バッドマン選手がブッチ切りの優勝を果たしました。2位にはベテランのポーラ・ニュービーフレーザー選手が入り、今年も男女共に世界の強豪が順当に活躍をしている様です。

【第2回アイアンマン・チェジュ大会】
 昨年の第1回大会は7月2日に開催されましたが、今年は6月10日と約1ケ月早くなりました。理由は7月22日にアイアンマン福江大会が開催される事になり、アジア地区で1ケ月に2大会開催する事は色々な面で無理がある為という事です。

 昨年の大会には958名の選手が出場し、その中でも日本人が689名(男631名、女59名)という大勢の出場者がありました。びわ湖大会が消滅し2年間日本の近隣諸国でアイアンマン大会が開催されなかったので、満を持して日本人選手が出場してきた感があります。

 今年の大会は日本人が約300名の出場で昨年の1/2弱となってしまいました。原因としては福江大会の方に選手が流れた事と、やはり景気の回復が悪い事も影響し、遊び所では無いというのではないかと思います。日本人以外、韓国人、その他の外国人を含めた総出場者数も約650人位です。日本国内における出場募集の締め切りも4月15日迄でしたが、5月15日迄に引き延ばし、その上5月25日迄追加出場OKとの事ですが、これ以上出場選手が増加する事は難しい様です。

 日本人のトップ選手は、昨年2位に入った田村選手(ハワイ出場資格取得済み)、7位の藤原選手、女子では3位だった山倉選手らが出場を予定しております。エイジグループの選手にとりましては、ハワイの出定枠が70人ありますので、昨年より出場資格獲得者が多く出るのではないでしょうか。

【第12回サイパン・タガマントライアスロン大会】
 88年に第1回大会を開催し(97・98年休止)今年で12回を迎えました。第1回大会の開催準備段階から実行委員の一人として協力をし、92年には362名の最多出場者がありました。それ以後出場者が減った上に2年続け大会を休止した為にそのブランクがたたり、再開した99年には80名しか出場者がありませんでした。

 昨年は少し回復し、今年は129名の出場者がありました。日本国内における景気の回復の遅れやリストラ問題等もあり、国内におけるトライアスロン大会を始め、市民マラソン等にも出場者が減少しているそうです。海外まで足を伸ばしてトライアスロンをやろうという人が減少している様です。

 今年の大会から、スイム・バイク・ランのコースをリニューアルし、サイパン島で一番の景勝地を通る事となりました。賞金は男女総合6位迄ですが、賞金を狙う選手はウエットスーツの着用を禁止となりました。

 レースはスイムでオーストラリアからの招待選手ジェイソン・メッタ選手が22分48秒でトップで上がり、バイクも1時間18分で独走、ランのスプリットも57分11秒で走り、終始独走で優勝しました。昨年まで二連覇したマイケル・トゥリーズ選手はイギリスに帰国しましたが、イギリスから遥々出場し得意のランで追い上げましたが、3分差で三連覇を達成できませんでした。宮塚選手は宮古大会の後だったので、優勝に絡む様な走りはせず、レースを楽しんで4位という成績でした。

 女子は昨年優勝したハワイのスサーナ・ベーリー選手が、こちらも終始独走で二連覇を達成しました。スイム、バイク、ランとも前回迄のコースと違い、バイクは後半アップダウンがかなりきついコースです。ランコースは後半は林間コースとなり、少し日陰を走るコースとなり、楽しみのあるコースとなりました。

 来年の第13回大会は5月18日(土)に開催を予定しております。関係者の一人として日本から多くの出場者がある事を期待しております。

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