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 第43回 「アイアンマンJAPAN」
 アイアンマン予選シリーズ大会も、7月22日に開催されました「第1回アイアンマンJAPAN福江島大会」が終了し、11戦が終わりました。残りの大会はレークプラシッド、スイス、カナダの3戦となりました。

 11戦が終わった時点で2勝している選手は、男子ではドイツのローター・リーダー選手が南アフリカとドイツ大会で優勝。女子ではカナダのロリー・ボーデン選手がオーストラリアとオーストリア大会で優勝。ドイツのニナ・クラフト選手が南アフリカとドイツ大会で優勝。また、日本の田村嘉則選手も6月の韓国チェジュ大会と先の福江島大会で優勝。過去日本人がアイアンマンの予選大会で2勝した事はありません。田村選手は今年、宮古島大会で2位、徳之島大会で優勝と非常に好調を持続しており、ぜひ本番のハワイでは昨年の15位より以上の成績を期待したいです。

 また、アイアンマン男である宮塚英也選手がまだアイアンマンの出場権を獲得しておりませんが、残りの3戦のどこで出場資格を獲得してくるのか、ハワイでの田村、谷、宮塚選手らの勝負も楽しみです。

 日本の女子は、オーストラリア大会で3位に入った奥田庸子選手がアイアンマンJAPANで優勝し、オーストラリアでのトレーニング効果が出ています。また、ニュージーランド在住の堀洋子選手もニュージーランド大会5位、韓国チェジュ大会4位とコンスタントな成績を上げており二人のハワイでの勝負も注目されます。

 アイアンマンの予選大会を見ますと、アメリカやヨーロッパでは出場選手が1,000人を越し、2,000人近い出場者がありますが、アジアで開催されている大会では1,000人を越える出場者が集まる事はありません。やはりトライアスロン先進国では普及率が高く、アスリート人口が多い為におのずと出場選手が多くなる様です。

 7月15日に開催されましたオーストリア大会等は、ウィンタースポーツのイメージが強い国ですがエントリーは1,458人で完走者は1,141人でした。日本人も7人出場しましたがレベルが高くエージグループでハワイの出場権を取った人はおりませんでした。また、8月5日に開催されるスイス大会もトライアスロンと言うよりもモンブランと言うイメージですが出場者が多く、日本からも毎年10数名が出場しておりますが、過去にハワイの出場権を獲得した事はありません。

 97年の大会を最後に中止となったアイアンマンJAPANびわ湖大会から、4年ぶりに開催された7月22日の長崎県五島列島の福江島大会では785人が出場しました。日中の気温が37度という暑さとバイク、ランコースのアップダウン等の厳しい条件によりリタイアが続出し、完走者は594人という結果に終わりました。開催場所が五島列島の福江島という事で、交通の便や宿泊、スタートゴール間の不便さ等の問題もあり、ややアスリートに敬遠されたきらいもありました。また、出場選手の居住地が関東よりも以南の人が多かった様でした。

 いずれにしましても、10月6日の第23回アイアンマン世界選手権に出場する為の権利を獲得できる予選大会は残り3戦となりました。例年最終戦のカナダ大会では日本のエージグループの選手がハワイの権利を獲得する事がありますので、今年は日本人が何人ハワイ大会に出場できるのか、また、残り3大会で何人の日本人が権利を勝ち取れるのか期待したいものです。

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