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 第44回 「アイアンマン情報」
 アイアンマンの予選シリーズも8月26日のカナダ大会を最後に全15戦が終了し、後は10月6日の本番を迎えるばかりとなりました。
 日本人のエリート選手の中では、宮塚選手が6月末には出場資格が取れてはおりませんでしたが、7月29日に開催されましたUSAレークプラシッド大会に出場し、5位に入りハワイの出場権を獲得しました。これで日本のトップスリーが出揃いました。昨年のハワイ大会では、田村選手が14位(15位まで次年度の出場資格獲得)宮塚選手が16位、谷選手が17位でしたので今年もまた三人の争いも楽しみの一つとなって来ました。

 日本人の女性のエリートを見ますと、オーストラリア在住で今年のオーストラリア大会で3位に入り、7月のアイアンマンJAPAN福江大会で栄えある第1回大会のウイナーになった奥田選手が、ハワイ大会でどのくらいの成績を残せるのかも注目される所でしょう。また、ハワイ大会の常連でニュージーランド在住の堀選手も、ニュージーランド大会5位、チェジュ大会4位とコンスタントな成績を残していますので、ハワイでの奥田選手との争いも新旧交替となるのかも見物です。

 今年もハワイ大会の出場権を取る為に、多くの日本人エージグループの選手が海外の予選大会に出場しました。エージグループの選手の中には、海外のレースが初めてだったにも関わらず、優勝してしまうという選手が時々出てきてびっくりさせられる事があります。8月5日に開催されましたスイス大会で、55才から59才のエージで遠藤アケミさんと言う方が12時間10分17秒のタイムで優勝しました。そのタイムの良さにもびっくりさせられました。日本のエージグループのアスリートの中に、はまだまだ潜在能力の高い人がいるのだなあと痛感した次第です。

 今年のハワイ大会には、田村、谷、宮塚選手の他に、山本光弘選手と白戸太郎選手も出場しますが、両選手ともに海外の予選シリーズ大会にエージグループ登録で出場し、ハワイの出場権を獲得しました。ハワイ大会も当然エージ登録で出場する訳ですが、日本人のアスリートとしては両選手がプロなのかアマなのかと言う問題に対しては賛否両論の意見がありますが、日本人のトライアスリートにおきましてはプロとアマの見解がはっきりせず、この様な選手がエージグループで出場してくる大会では毎回物議を醸し出しています。

 山本選手のハワイ大会出場は97年以来で久しぶりの出場となります。またハワイ大会の常連で12回出場している藤原裕司選手は今年は出場せず、夫婦で子孫を残す為の作業をするスケジュールを取った為に今年は出場しない事にしたそうです。

 因に私も15回目の出場を逃してしまいましたが、海外レース3戦全て3位に入賞しながらハワイの権利をとれなかったのですから、誰かの言葉をお借りしますと自分を褒めてやりたい所です。

 予選大会15戦が終わった段階で、男子で2勝しているのがドイツのローター・リーダー選手と田村選手です。女子では相変わらず強さを見せているカナダのロリー・ボーデン選手が既に2勝しております。その他の選手も毎年顔を出している有力選手も順当に成績を出していますが、その中でも予選大会15戦中2勝した田村選手は、昨年のハワイでは14位でしたし今年はかなり注目されるのではないでしょう。

 何はともあれ、第24回アイアンマン世界選手権大会の開催まで残すところ1ヶ月とちょっととなりました。出場資格を取った選手にとりましては最後の調整期に入った訳です。
 ぜひ本番では最高のコンディションでレースに臨んでください。

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