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 第59回 「アイアンマン情報」
 アイアンマン世界選手権大会が終わって約1カ月半が過ぎました。トライアスロン界も一般的に言えばオフシーズンと言えるのでしょうが、来年のハワイ大会の出場権を獲得する為に、予選大会に出場する日本人選手がかなりおりました。

 既に出場権を獲得した人もおります。03年のハワイ大会に出場する為の予選会は、9月8日に開催されましたイギリス大会(ハーフ)から始まり、9月15日の第1回ウィスコンシン大会、11月9日のフロリダ大会と、3大会が既に終了しています。年が明けますと、2月23日のマレーシア大会、3月1日のニュージーランド大会と予選大会が続いていく訳です。

 
昨年のイギリス大会では、水温が低くリタイアした選手が多かったのですが、日本人1名がハワイの出場権を獲得しました。また、母国に帰国していたマイケル・トゥリーズ選手でさえ、あまりの水温の低さにリタイアしてしまいました。今年の大会では日本人でハワイの出場権を獲得した選手はおりませんでした。

 9月15日に開催されました、第1回アイアンマン・ウィスコンシン大会には、日本人選手が男女合わせて11名(プロ1名含む)が出場しました。総出場者は1,802名で、完走者は1,767名でしたが、女子エリートの部でオーストラリア在住の奥田洋子選手がベテランのウェンディー・イングラハム選手(ジャパン2位、フランス4位)を破り2位に入りました。二人とも今年のハワイは出場しませんでした。

 
また、エージグループの60才から64才の部で歌手の高石ともやさんが優勝し、早々に来年のハワイの権利を獲得されました。高石さんはしばらくトライアスロン界から遠ざかって、ウルトラマラソンの方に出場されていましたが、今年還暦を迎えたのを機にトライアスロン界に再登場されました。そもそも85年に始まった宮古島やびわ湖大会以前に開催されていた皆生大会から出場されていますし、85年の第1回宮古島大会では総合6位、第1回びわ湖大会では総合17位という成績を残されています。再登場の第1戦目はマレーシア大会で3位入賞、さすがベテランと言うかブランクを感じさせませんでした。

 11月9日に開催されましたフロリダ大会には1,879名が出場し、完走は1,773名でした。日本人選手は26名(プロ1名含む)出場し、男子エリートの部では今枝選手が11位という成績でした。エージグループでハワイの出場権を獲得した人はいませんでした。

 
何れにしましても、大半のアスリートは現在シーズンオフで、オフの間に来年はどのレースに出場しようかと予定を立てる人が多いようで、アイアンマンの予選大会にエントリーする人の最終目的はハワイ大会に出場する事ですから、オフの時期にきちんとしたトレーニング計画を立てて、目標としたレースに向かって最高のコンディション作りをしていく事が大切です。これから年末年始という時期に入り、忘年会やら新年会等でついつい暴飲暴食になりがちです。その結果トレーニングが計画通りやれないという事態が往々にして起こりえますが、意志を強固に持ち、付き合いも程々にして来年の目標に向かって頑張りましょう。

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