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 第50回 「アイアンマン情報」
 アイアンマン予選シリーズ大会は、第1戦のマレーシア大会が終わり第2戦NZ大会が3月2日に開催されます。NZ大会は18年目を迎え、世界のアイアンマンシリーズでは一番古株な大会となります。昨年は運営資金不足により開催が危惧されましたが、新しいスポンサーが見つかった事により開催の続行が決まりました。

 今年は予選大会の中でも中止になったり開催場所が変更になったりしている大会があります。日本の福江島大会も5月開催に、韓国大会は8月開催へと変更になりましたが、これらの変更はサッカーのワールドCUP大会の為に期日をずらさなければならなかった様です。また、韓国大会は昨年まで2回チェジュ島で開催されていましたが、今年はソウルから車で5時間くらい離れた束草(ソクチョウ)と言う場所に変更になりました。ソクチョウではオリンピックディスタンスのアジア大会等は開催した経験がありますが、アイアンマンディスタンスの大会は初めてなので、ボランティアやコース問題、スイムの安全対策等が完全にクリアされないと大会運営がスムースに行かない可能性があります。

 チェジュ島では2回開催し、やっと運営がスムースになったのに、場所を変更しまた一から出直しするのも大会開催関係者の方々には大変なエネルギーが必要となりますので、是非ともソクチョウでの第1回大会が成功する事を願っております。

 さて、今年のNZ大会は過去最高のエントリーで1000人を越す選手の出場登録があります。昨年初めて800人を越しましたが、アジアオセアニア地区ではオーストラリアに次ぐ人気の大会となりました。今回日本からは100人近い出場者がありますが、毎回NZ大会が人気があるのは、大学が春休みになるのと3月に卒業する大学生が学生生活最後の旅行を兼ねてレースに出場する為です。18才から24才までの男女が48名もエントリーしており、日本人の半分以上が24才以下と言う若い選手が中心となっております。大会後は仲間と一緒にレンタカーを借りNZ中を旅行すると言う人が多く、トライアスロンに出場する事よりも旅行の方に重点を置いている人が多い様な感じです。日本人出場者ではプロ登録で昨年5位だった堀洋子選手、男子では森田翼選手、その他山本光宏選手、白戸太郎選手らが出場を予定しております。

 男子エリートクラスの争いは、昨年念願の初優勝して一皮むけ、その勢いでハワイで2位に入った地元のキャメロン・ブラウン選手が大本命でしょう。その他ではチェコのピーター・バルボロスキー選手、ガレッタ・マックファーデン選手、ジョン・バイス選手、地元でベテランのスコット・バランス選手、シドニーオリンピック・チェコ代表で銅メダルを取ったヤン・ルーラ選手らが上位争いをするのではないでしょうか。

 女子エリートクラスでは、昨年のハワイ7位だったウエンディー・イングラハム選手とハワイ6位のフェルナンド・ケラー選手、レナ・バンクウェスト選手、ジョアンナ・ラウン選手、昨年マレーシア大会でハワイチャンピオンのナターシャ・バッドマン選手を破ったベリンダ・チェリー選手、地元のカレン・バランス選手、それに昨年5位の堀洋子選手が5位から順位を上げる事ができるのかが見どころです。

 日本のエージグループの選手ではハワイの出場権を何人の選手が獲得できるのか、第1戦のマレーシアでは15人がハワイの出場権を獲得しましたが、NZはレベルが高いので何人の人がハワイの出場権を取るのか結果を待ちたい所です。

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