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 第61回 「マレーシア大会」
 今年の10月18日にコナで開催されます、第25回アイアンマン世界選手権大会に出場する為の予選大会も、いよいよ2月23日に開催されるマレーシア大会からスタートします。

 
2000年の第1回大会では99名しか出場がありませんでしたが、年々出場者が増加し、昨年の第3回大会には300名を越す人気大会となってきました。第1回大会では、アイアンマンの予選大会でのプロ選手として初めて日本人の松田薫選手が優勝し、エージグループでは平田文哉選手が総合でも4位に入りました。その中でも平田選手は最後のランスプリットを2時間57分でクリアし、ランスプリット1位となりました。

 レース会場であるランカイ島は、日中の気温は30度を越しますし、湿度も90%以上という過酷条件下でのレースとなります。昨年、一昨年とローター・リーダー選手が出場しましたが、出場選手の顔ぶれを見てもリーダー選手が優勝候補の筆頭で、それも2位以下の選手にかなり差をつけて優勝するのではとレース前は言われていました。結果は2位と3位という成績で、勝ったのは真夏の南半球から来た選手でした。厳冬のドイツから来て、あの気温と湿度ではちょっと体が対応しきれなかったと思います。また、一昨年にはハワイで圧倒的な強さを見せて優勝しているナターシャ・バッドマン選手が出場しましたが、やはり勝てませんでした。ナターシャ選手も真冬のスイスからやって来て、あの気温と湿度に負けた様でした。

 
3回終わった大会で意外に活躍しているのが日本人選手です。日本も1、2月と言えば真冬な訳ですから、出場する選手も沖縄辺りから来る選手以外は、中々思うようにはアイアンマンディスタンスの練習は出来ないはずです。特にバイクの練習はかなり難しいと言えましょう。あの暑さと湿度に対応できて、ハワイの出場権を取る様な日本の選手は、冬期でもかなりのトレーニングを積んでいるのでしょう。それとも日本選手は暑さと湿度に強いのでは…。

 
第1回大会から見ますと、日本人の出場者も年々増加してきております。第1回大会は20名でしたが、第2回は81名、昨年は100名と増え、今年も100名を越す出場者が予定されております。この様に人気大会になった原因としては、第1回大会ではハワイの出場権が15名しか付いておりませんでしたが、第2回大会から30名となり、第1回大会から昨年まで日本人選手がハワイの出場権を毎回半分以上獲得している事と、旅費が10万円前後の手ごろな値段で出場できる事が要因と言えます。

 今年も何人の選手ががハワイの出場権を取って帰って来るのでしょうか?
 ランカイ島での大会に初めて出場される方が戸惑う事があります。マレーシアという国はイスラム国家ですから、酒類や肉は御法度です。カーボローディング、アワーパーティ共、酒や肉は出ません。また、ホテルにおいても外国人客が大半宿泊しているところでは酒も肉もありますが、特にランカイ島のレース会場周辺のホテルは出ませんので、予め頭に入れておく事です。また、生水や水道水は絶対に飲まないように、水の確保は滞在分ミネラルウォーターを購入しておく事です。酒類はデューティフリーで売っていますので、事前購入をお勧めします(スーパードライが約60円)。残り少ない出発までサウナでのトレーニングも必要ですよ!

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