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 第68回 「アイアンマン予選」
   アイアンマンの予選大会も、8月24日のカナダと、31日のチェジュ大会で全て終了となりました。予選は昨年9月、ウィスコンシン大会から始まり、先月31日のチェジュ大会までで、その中で出場権を獲得できた人が、10月18日に開催される第25回アイアンマン世界選手権大会に出場できる訳です。

 例年、最後の予選大会はカナダが定番となっておりましたが、今年はチェジュ大会が最終となりました。昨年の韓国大会は、南北の軍事境界線に近い束草(ソクチョウ)で開催されましたが、今年の春に束草での開催が中止と決定しました。大会開催が危ぶまれておりましたが、00、01年と2回アイアンマンを開催したチェジュに再決定し、開催される事となりました。韓国での大会は、日本選手にとって、日本から一番近い外国での予選大会という事と、時差もなく約2時間もあれば行け、旅費滞在費も安いので、毎回全出場者の半分以上を日本人選手が占めております。

 
ハワイの出場権が50人ついていますが、これも毎回日本人選手が半数以上を獲得しております。アイアンマン最後の予選大会で、今年は何人の日本人選手がハワイの出場権を取れたのか注目されるところですが、今年の開催は真夏という事で暑さとの戦いだった事でしょう。00年は7月2日、01年は6月10日の開催でしたが、気温は30度近くあり、湿度も90%近くと、暑さとの戦いのレースでした。

 特に今年は、世界的に異常気象で気温が異常に高かったり、大雨が降ったりと、大変な夏となりました。6月から8月にかけてはヨーロッパでの予選が多く開催されましたが、今年のヨーロッパ全土は異常気温の猛暑に見舞われ、フランスではお年寄りが大半だそうですが、3,000〜5,000人の方が亡くなったとか、スイス地方の一部では最高気温が41度、ロンドンでも38度を記録したそうです。フランクフルトの大会も30度はありましたし、レースの翌日には37度にもなりました。スイスのチューリッヒ大会もスイスのイメージとは程遠い暑さの中でのレースだったそうです。

 
日本人は暑さと湿度には欧米人に比べ強いと言われていますが、それでも出場した選手に聞きますと、かなり参ったとの声が多かったようでした。また、今年は海外の予選大会に出場する日本人選手の数が、例年に比べ少なかった様で、レークプラシッドは3人、フランクフルトは11人、スイスは9人、フランスも数人でした。やはり日本の経済状況も少なからずトライアスリートにも影響しているのでは…。国内大会も出場者が定員割れしている大会が多いようです。

 このHPが掲載されます頃にはチェジュの大会の結果が出ておりますが、全ての予選大会が終わって、日本人選手の何人が10月18日のコナのスタートラインにつくことが出来るのか、今から楽しみです。

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