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 第95回 「アイアンマン情報」
 05年の最後を飾るアイアンマンの予選大会である西オーストラリア大会も終わり、ハワイを狙う人にとりましては、来年3月4日に開催されるニュージーランド大会まで約3ヶ月が、束の間のオフシーズンとなるのかも知れません。

 3月に開催されるニュージーランド大会や、南アフリカ大会に出場を予定しているのであれば、これからの3ヶ月はオフシーズンを過ごす事なく、トレーニングを積んで行かなくてはなりません。これからの季節においてシーズン中と同じ様なトレーニングを積むと言っても、地域によってはなかなか難しい事です。冬季の日本から南半球やアフリカ大陸に行きレースをする訳ですから絶好調とは行かないはずですが、それでも毎回ハワイの出場権を獲得してくる人がいます。南アフリカ等は日本からの直行便も無く、乗り継ぎをしてレース会場まで20数時間もかかります。これらの人は冬季においても己に厳しく心の片隅にある弱気に負ける事なく、厳しいトレーニングを積んだ成果の賜物でしょう。

 ハワイ狙いの大半の人は、今日この頃では、練習仲間や友人らと飲み会などで盛り上がり、来年は何処の大会に出ようか等の話が出てくるのでは?それに引き換え、既にハワイの出場権を獲得している人もいる訳で、来年何処かで何とかと思っている人にとりましては、まことに羨ましい限りです。

 ハワイで3年連続してエージに優勝した三森選手の様に、ハワイで優勝すれば次年度は自動的に出場権を獲得できる特典がありますが、これらは世界一ですから当然の事です。それにしましても前年に出場権を得ている事は、来年の3月から8月の間で出場権を獲得した人に比べ、高いアドバンテージを持ち、色々な面において余裕があり、よほどのアクシデントでも無い限り本番に向けての調整も順調に行けると思います。

 9月11日のウィスコンシン大会では、ハワイ出場の連続が途切れてしまった堀洋子選手が、06年のハワイを早々に狙ってチャレンジしましたが、惜しくも6位でプロ枠のロールダウンも無く獲得ならず、3月のニュージーランド大会でのリベンジとなります。

 11月5日のフロリダ大会では、エージでの強豪選手である井出晋一選手が9時間13分のタイムで総合20位。エージ(40〜44才)優勝し、ハワイの出場権を獲得しました。井出選手は、02年のハワイでプロの宮塚選手(36位)を破り、9時間08分で34位の成績でエージ優勝を果たしました。03年も9時間09分のタイムで総合35位でエージ2位でした。出井選手ぐらいの実力ですと、世界の何処の予選大会に出場してもハワイの出場権を獲得できる強豪です。フロリダには松丸選手も出場していましたが、リタイアでした。昨年の西オーストラリア大会でも足の故障だった為に完走がやっとでした。佐渡大会では連覇をしているし、今年は宮古島で初優勝し、例年になく調子が良かったようでしたが、ことアイアンマンに関しては相性が悪いのかも知れません。

 本年最後のアイアンマン予選となった西オーストラリア大会は、昨年は日本人選手が27人出場し、エージで藤原祐司選手と平田文哉選手がハワイの出場権を獲得しました。今年は昨年より多く30名以上がエントリーし、完走者が28名でしたが、ハワイの出場権を獲得できたのは1名でした。

 12月になりますと、毎年恒例となっていますホノルルマラソンで一年の締めくくりとしてオフを楽しんでくるのですが、いかんせん10月のコナで6時間以上かけなければならなかった足なので、未だ全く走れません。42kmがスリーディマーチになってしまいそうで、ウィンドウショッピングの方がメインになりそうです。

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