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 第4回 「98宮古島レポート」

 第14回目を迎えた宮古島大会は、気温25℃を越す暑さの中での戦いとなりました。

 16カ国46人の外国人選手を含め、1,364人(女子168人)の選手がスタートし、制限時間14時間内にゴールした選手1,268人が完走しました。(完走率93%)

 男子はレース前の予想では、オランダのフランク・ヘルドーン、ドイツのウォルフガング・ディトリヒなどに対し、日本の谷、田村、宮塚選手らがどのような戦い方をするかが、見どころでしたが、結果は日本の田村選手がランで逆転し初優勝を遂げました。

 期待された外国の招待選手らは、まだシーズン前の調整段階だったために、地元慣れした日本人選手が地の利を生かした勝利かと言えます。

 優勝した田村選手は、3月15日に開催されたニュージーランド・アイアンマン大会に出場したが、スイム終了時点で足の故障箇所が思わしくなくリタイアしたが、結果的にはこのリタイアが宮古島での良い結果を生んだのではないかと思われます。また9位に入った藤原選手は、ニュージーランド・アイアンマンで総合12位に入っているので非常に頑張ったという印象が強かった。

 今回出場の優勝候補外国人や日本人選手らは、ロングディスタンスが専門の選手なので、今回の結果でハワイを占うことは出来ないと思います。外国選手はまだ調整段階だったし、宮塚選手らも毎回ハワイに照準を合わせて来るので、宮古の結果が即ハワイにつながることはありません。

 女子はカナダのリサ・ベントリー選手が二連覇を達成するのか、或いは阻む選手が出てくるのかが見どころでありましが、リサ・ベントリー選手が下馬評通り圧倒的な強さで二連覇を達成しました。リサ選手の強さばかりが目だったが、2位に入った村上選手は故障の為に約3年間選手活動が出来なかった上に、札幌在住なのでバイクの練習が思うように出来なかったことを考えると価値ある2位と言えます。

 村上選手は、故障する前ロングでは日本の第一人者として世界でも活躍していたので、バイクの練習がしっかり出来るコンディションになれば、かなりの成績を残せるでしょう。

 過去にハワイの表彰台に上がったこともある選手なので、きちんとした調整が出来ればアイアンマンの表彰台も夢ではないでしょう。

 他の女子選手は、世界のレベルに比べ非常に低く、世界で戦うには無理であろう。

 男子の田村、谷、宮塚、藤原選手、女子の村上選手らは10月のハワイに照準を合わせているので、アイアンマン世界選手権大会20周年記念大会での活躍を期待したい。

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