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 第8回 「98 ITU ロングディスタンス・トライアスロン世界選手権・佐渡大会」

<98 5th ITU Longdistance Triathlon World Championships Sado JAPAN>

 日本で初めて"ITU"(国際トライアスロン連合)の世界選手権大会が9月5日(土)に佐渡島で開催されます。

 "ITU"のロングの世界選手権大会は、今回が第5回目の開催で、第1回大会は94年6月、ニースで開催されました。その後95、97年にニースで開催されましたが、96年はアメリカでした。

 今回初めてアジアで開催される事になりましたが、佐渡島という地理的条件の良くない場所です。海外から来る選手にとりましては、かなりハンデがあるのではないか、日本代表選手にとってはその辺につけ入る隙があるのではないか・・・と思われますが、海外のトップ選手は非常にタフなので、長旅によってコンディションを崩すような選手あまり見られず、日本人に比べ開催地のロケーションなどはあまり苦にしないようです。

 せっかく日本で開催されるのですから、選手には地の利を生かして是非とも優勝争いに絡んで欲しいところです。特に男子の日本代表である宮塚選手や谷選手は、今年のアイアンマンに出場する事が出来ないため、今年最後のメジャーのビッグレースとなるので期待したいものです。その他にも、日本代表選手は藤原選手、田村選手らが出場します。田村選手は今年は非常に調子がよく、4月の宮古島優勝、6月の徳之島優勝、8月のアイアンマン・スイスで11位に入り、10月3日のハワイ・アイアンマンの出場権利も取り、波に乗っているので大いに期待したいものです。

 女子の国内代表選手は昨年の佐渡大会優勝の上原選手、山倉選手、堀選手、竹内選手らが出場しますが、女子は男子に比べ外国勢より力が劣るのでどこまでやれるかでしょう。

 海外のトップ選手では、昨年優勝しているルク・ヴァン・リルデ(96アイアンマン優勝、96ヨーロッパ選手権優勝)、ピーター・クロプコ(96、97アイアンマンびわ湖優勝、96ハワイ7位)、アンドレアス・ニードリッヒ(97ハワイ7位)、ピーター・サンドバッグ(97ヨーロッパ選手権優勝)らの優勝争いになるでしょう。

 女子は、オリンピックディスタンスで活躍しているエマー・カーニー、ジョアンナ・キング、リナ・ヒル、リサ・ベントリーらが出場します。男女とも世界の一流選手が出場しますので、非常に見ごたえのあるレースとなるでしょう。初めて日本で世界選手権が開催される訳ですから、日本代表にも地の利を生かして是非頑張ってもらいたいものです。

 また、エージグループの戦いも世界各地から選手が出場しますので、エージグループの日本代表選手にも入賞を期待したいものです。

ITU ロング世界選手権大会成績
94年 ニース

男子優勝
ロブ・バレル(NED)

女子優勝
イザベル・モーソン(FRA)
95年 ニース

男子優勝
サイモン・レーシング(GBR)

女子優勝
ジェニー・ローズ(NZL)
96年 アメリカ

男子優勝
グレグ・ウェルチ(AUS)

女子優勝
カレン・スマイヤー(USA)
97年 ニース

男子優勝
ルク・ヴァン・リルデ(BEL)

女子優勝
イネス・エステット(GER)
98年 佐渡島

男子優勝
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女子優勝
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 佐渡大会のレースは「NHKBS-1で9月19日(土)14:00〜15:00」放映されます。

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