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 第21回 「第21回アイアンマン世界選手権大会情報」

 アイアンマン世界選手権大会の開催まで1ケ月を切り、出場選手は最後の調整期に入りました。アイアンマン予選シリーズ最後のカナダ大会では、谷新吾選手が総合で2位と健闘しました。宮塚英也選手はスイムスタート前にウエットスーツが破れてしまい、ウエットスーツ無しで泳いだ為にスイムから出遅れてしまいました。バイク、ランと追い上げましたが、残念ながら出場権を獲る事ができず、2年連続してハワイの出場を閉ざされてしまいました。日本のロングでのスペシャリストで過去に表彰台に上がった事もあり、毎年ハワイがシーズンの締めくくりだったので残念な結果でした。

 さて、今年の大会の予想としては、昨年第20回の記念大会を制したカナダのピーター・リード選手が今年も調子が良く、5月のオーストラリア大会と7月のオーストリアの2大会で優勝し、順調な仕上がりを見せています。

 その他の選手では、ルックバン・リルデ選手、ユーゲン・ザック選手、ピーター・クロプコ選手、マーシュ・ベルフィールド選手、ティム・デブーム選手、ケン・グラン選手らが予選大会を制しています。

 強豪選手が揃っているヨーロッパ勢は、シドニーオリンピックを狙う選手もいて、有力所でも出場して来ない事も予想されますが、何と言っても昨年優勝したピーター・リード選手が中心になると思います。日本勢は、田村嘉規選手と谷新吾選手らが20位以内に入れれば上出来でしょう。

 女子を見ますと、予選レースではカナダ勢が圧倒的強く、昨年2位に入ったロリー・ボーデン選手がオーストラリア大会と地元カナダ大会で優勝、フェザー・ファー選手がブラジル大会とレークプラシッド大会で優勝、メリッサ・スプーナー選手がニュージーランド大会で優勝しました。男女共、カナダ勢で優勝をさらう可能性もあります。

 その他では昨年優勝したナターシャ・バッドマン選手、フェルナンデ・ケラー選手、スサーナ・ニールセン選手、シアン・ウェルチ選手、ウェンディー・イングラハム選手らが出場して来れば入賞候補となるでしょう。日本の女子勢は、村上純子選手、山倉紀子選手らが出場しますが、入賞の望みは全く無く、かつて入賞した事のある村上選手が数年間のブランクを経て、どのくらい復調しているのか見たいものです。

 いずれにしましても、99年のアイアンマンを制するのは誰か、結果が待ち遠しいところです。

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