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 第17回 「アイアンマンシリーズ前半戦」

 10月23日にハワイ島コナで開催される第21回アイアンマン世界選手権大会に出場する為の予選が、3月から世界各地で開催されております。

 3月のニュージーランドに始まり、4月オーストラリア、5月スペインとブラジルの4戦が終了し、残るは7月のドイツとオーストリア、8月のスイスとアメリカとカナダの5戦となりました。

 前半戦が終了した時点では、昨年活躍した男女のトップ選手が順当に成績を出しているようです。3月6日の第1戦ニュージーランド大会は、男子は98年のハワイで10位に入ったアメリカのティムス・ディブームが優勝し、女子はハワイで4位だったカナダのメリッサ・スプーナーが優勝しました。5月2日の第2戦オーストラリア大会は、男子は昨年の第20回アイアンマン記念大会で初優勝したカナダのピーター・リードが二連覇を達成し、今年も順調な出足を見せております。女子はハワイで2位に入ったカナダのロリー・ボーデンでした。5月23日の第3戦スペイン大会は、男子はイギリスのマシュー・ベルフィルドが初優勝し、女子もスエーデンのレナー・ウォルキストが初優勝しました。

 このページが掲載される頃には、5月30日の第4戦ブラジル大会の結果が判るのですが、昨年は男子がアメリカのケン・グランで、女子はカナダのフェザー・ファーが優勝しました。ブラジルは日本の裏側で開催される大会ですが、今年は日本からも男女10数名が出場しており、男子では田村選手、女子では村上純子選手らがハワイの権利をかけてチャレンジしており、結果が期待されます。

 アイアンマンシリーズの前半戦が終わった段階で、日本人は国際抽選枠で当たった人と既に予選大会で出場権を取得している人を含め、約100名前後の人が10月23日に開催されますハワイ大会の出場権を獲得しています。

 残りのシリーズ5戦で何人の日本人がハワイの権利を獲得する事が出来るか注目したいものです。いずれにしましても、今年のハワイ大会に出場できる日本人選手の数は、昨年を下回る事は確実です。

 昨年はびわ湖大会が中止になった為に、日本人に対する特別救済策として抽選で140名が選出されましたが、今年はこの抽選が無い為に国際抽選に当たった人とアイアンマンシリーズで権利を取得した人しか出場できず、昨年ほどの出場者数にはならない事は確実で、86年来最低の出場者数となりそうです。

 何とか2000年にはアイアンマンの予選大会を再び日本で開催してもらいたいという希望を持つアスリートはたくさんいる事でしょう。色々と候補地の名前が噂に上がっては消えております。最近又、九州方面で開催されるような噂が出ておりますが、いずれにしても秋までに開催地が決定しなければ、来年6月にアイアンマンJAPANが再び日本で開催される事は困難でしょう。来年はいよいよシドニーオリンピックでトライアスロンが正式種目として行われるので、これを機会にアイアンマンJAPANの復活を期待しましょう。

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