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 第18回 「豊島園にトップトライアスリートが集う」

 6月20日(日)東京練馬区にある豊島園で第1回チャリティ・アクアスロン大会が開催されました。競技は小学生低学年・高学年・小学生親子・中学生・一般男女で、特に小中学生親子を中心とした大会趣旨で、約300名近い参加者が集まりました。

 親子の競技では、山本光宏選手親子や日本の女性で初めてドーバー海峡横断遠泳に成功された大貫映子さん親子らも参加され、皆さん子供さんと共に楽しんでおられました。チャリティ大会という事で、シーズン中にも拘わらず趣旨に賛同されたトップアスリートの参加が大会に花を添えてくれました。

 特にシドニーオリンピック出場を狙う福井英郎選手・西内洋行選手・千葉智雄選手・庭田清美選手、ロングの選手では宮塚英也選手・大阪から駆け付けたベテランの城本徳満選手・その他一線を退いた白戸太郎選手・リハビリ中の柴田卓也選手・沖縄からは上原ちはる選手・JTU強化コーチ・NTTティームの中山俊行監督も久しぶりにパフォーマンスを見せてくれました。その他、福井・西内・庭田らのコーチ、山根君も顔を出して80年代から現在に至る名選手が多数集まり、さながら同窓会のような雰囲気で旧交を温める場となりました。皆さん手弁当で馳せ参じて頂き、第1回大会は大成功でした。

 一般競技が終了した後には、トップ選手による模擬レースが開催されました。選手らはスタート前には「のんびりやろう」と話していたのに、いざスタートしたらスイムは大バトルとなり、西内・福井・白戸・千葉・庭田の順で上がりました。中山監督からはレース前に「俺に負けた奴は強化選手を外す」との言葉もあり、ランに入ってからは競技を終わった選手や応援の観客から各選手に大きな声がかかり大変な盛り上がりでした。このメンバーではスイムにちょっと問題のある宮塚選手も庭田選手とデッドヒートを演じ、かろうじて面目を保ちゴールしました。

 トップでゴールを通過したのはこの所調子が良い西内選手でした。

 一般選手も応援の家族も、このような場所で模擬レースとは言え日本のトップ選手のエキサイティングなレース模様を見る機会を得て、大変感動していました。

 又、元オリンピックランナーで現在は各方面で活躍中の増田明美さんもチャリティと聞いて駆け付けてこられ、スターターや表彰のプレゼンテーターを努めた上、小学生や一般女子の選手の伴走を何周もされ、往年の走りを見せてくれました。

 第1回大会として手作りの部分はありましたが、都心でこのような大会が開催できた事は、トライアスロンの将来的な普及発展に繋がる要素が多分にあり、非常に有意義な大会だと感じました。場所を無料で提供していただいた豊島園さんには、開園中の場所を一部割いて大会に協力して頂きました。一人の怪我人も出すことなく大会が無事終了できた事は、子供を中心とした参加選手をサポートした150人以上からのボランティアの尽力の賜物です。

 今後も大会が継続して開催できますよう、関係各位のご理解とご協力に切に期待しております。

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