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 第29回 「ウエイトトレーニング−オーバートレーニング」

 ウエイトトレーニングの実技のシリーズですが、肩の部位が終わったところで、オーバートレーニングについてお話ししておきます。

 第24回の「プログラミングの基礎」の中でも、トレーニングの効果は休憩中に出ると説明しました。使った筋肉は48時間休ませるのが基本で、無理して頑張り過ぎるとオーバートレーニングと言う事になります。

 オーバートレーニングは、「回復しない」という症状で、その状態ではトレーニングの効果も出てきません。原因には肉体的と精神的の二つの面があります。肉体的には怪我や栄養不足、睡眠不足、トレーニングをする環境の温度等があり、精神的には悩みや心配事等で、これは外からは分かりにくく解決しにくいものです。

 いずれにしてもこの「回復しない=効果が出ない」状態をトレーニングメニューの見直し等では解決できません。

 解決するにはその原因を見極めて、解消する必要があります。チェックするポイントは、「簡単に疲れる」「寝ても疲れがとれない」「食欲減退」「体重減少」「安静心拍数の上昇」「頭痛」「微熱」「血圧の上昇」「反射神経が鈍い」等です。

 思い当たる時はオーバートレーニングの可能性があります。その時はまず、最低一週間休憩して、原因を見つける為に生活全体を見直す事です。思い切って休憩する事で、大怪我や病気を防ぐ事が出来るでしょう。怪我や病気にならずに進行すると、その先ではバーンアウト症候群という可能性もあります。

 バーンアウト症候群にかかると、再起するには相当の時間と苦痛を要する事になります。

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