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 第59回 「ウエイトトレーニング−強度の3」

 これまでトレーニングのフォームは、関節可動域をいっぱいに使うのが正しい方法だと説明してきました。しかし、皆さんの周りでは、誰かに手伝ってもらったり、半分は人の力で挙げてもらったり、可動域の狭いやり方で行っている人を見かける事があると思います。これらは、現在の限界を越える為に、中・上級者でベース・フォーム・強度と頻度がしっかりと出来ている人が行う次のトレーニング方法です。

 ■フォーストレップス
 ■ネガティブトレーニング
 ■パワーラックトレーニング

 まず、フォーストレップスは最後の2〜3回が挙がらない重さで、補助者に20〜30%の力を借りて挙げる方法です。比較的安全で確実に伸びるトレーニング方法です。

 ネガティブトレーニングは自分が出来る重さの3〜5倍の重さで、補助者にポジティブの動きを任せて、自分ではネガティブだけの動きをする方法です。これには賛否両論あって、関節の負担も大きく、ケガの発生も3〜5倍と言われています。

 最後にパワーラックトレーニングは、例えばスクワットでは、まずフルスクワットを行った後で、挙上出来ない重さを1/4〜1/2の可動域にストッパーをセットして、スクワットを行う方法です。筋肉に重さを覚えさせる方法で、力はつきますが効率があまり良くありませんし、科学的な裏付けはありません。


 それぞれ特殊なトレーニングで、やり方も間違えやすいトレーニングです。次回もう少し詳しく説明したいと思います。

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