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 第70回 「子供の筋力トレーニング」

 最近あちこちで子供のスポーツやトレーニングについて質問を受けます。夏場に水分を補給させない特訓は続けて良いか?スポーツを強くする為に筋力トレーニングやらせて構わないか?と言うものが殆どです。

 前者の水分を補給させない特訓が良くない事は言うまでもありませんが、ウエイトトレーニングについてはアメリカのスポーツ医学会、コンディショニング連盟によると子供もやって構わないという事です。7才位になれば筋力トレーニングをやっても筋肉を増やす事はないが、力は強くなり、基礎体力がつきます。それによって他のスポーツをするとき、怪我を予防する事が出来ます。ここにそのトレーニングの概念を紹介します。

 子供の筋力トレーニングは週に2〜3回で、始めは、懸垂や腕立て伏せ等、体操的な種目を取れ入れます。ウォーミングアップ、クールダウンを必ず行い、主に肩・体幹の共働筋の多い種目を行います。種目はダンベルプレス、ダンベルデッドリフト、ベントオーバーロウ、ラットプルダウン、シュラッグ、クランチャー等で、関節可動域全域を使います。6〜8種目を10〜15回、1〜3セットまで徐々に増やします。負荷は15回3セット出来るようになったら、5%増やして、また10回から始め15回出来るようになったら、また負荷を上げます。

 正しいフォームを身に付ける事が大切で、体の左右バランス、拮抗筋のバランスをとり、基礎体力を向上させます。同時に正しい食生活を守り、食習慣を身に付けさせます。

 小さいうちから科学的なトレーニングを行う事で、将来の日本のスポーツ界も有望ですね。

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