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 第65回 「関節のケア−手首」

 『Carpal Tunnel Syndrome』と呼ばれる手首の痛みをよく耳にします。中でも手首の親指側が痛むのは、コンピュータのキーボードを使う人に多く、椅子の高さとキーボードの高さが合わないため、作業中手首を若干の角度で曲げたままでいることが原因で、炎症や慢性的な痛みを引き起こします。

 理想とされるのは、椅子に座って上半身を姿勢良くし、肩から自然に下ろした腕の肘を曲げ、肘から前腕と手までが一直線上にある状態です。当然キーボードは肘の高さよりやや低くしないと手首が曲がってしまいます。症状のある方は、一度自分の姿勢をチェックしてみてください。
 さて、その手首のトレーニングですが、痛みがあるときは行わないでください。炎症があれば冷やして、手首が曲がらないような固定具を利用します。テーピングでは手首が動いてしまうので、あまり役に立ちません。




 トレーニングは、
第40回「ウエイトトレーニング−前腕」で紹介したリストカール、リバースカールを行います。さらにリバースカールと同じ姿勢で構え、手首を巻き上げるのでは無く、回転させるリストローテーターを行います。一方方向ではなく、左右の可動域いっぱいまで回転させます。軽めのダンベルで25回3セット程度行います。チューブを使うと一方方向にのみ負荷がかかるので、ダンベルを利用します。

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