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 第66回 「関節のケア−足首」
 今回はねん挫と聞くと誰もが想像する足首のケアです。足首は複雑な関節で、体の重心、バランス、体重、ジャンプなどの負担がかかりやすい上に、小さな関節です。スポーツでもサッカーやバスケット等のスピードと接触のあるスポーツでのケガが多い部位です。

 
普段からのケアと言っても中々思いつかない物ですが、女性のハイヒールはねん挫の危険性だけでなく、常にアキレス腱が縮んだ状態にあって、無理に伸ばそうとすると痛める危険性が高まります。屋外をウォーキングしたりジョギングする人も、道路の段差、舗装された道のへこみ等への注意が必要です。

 
ねん挫をしてしまった時は、痛みがひどい、腫れているといった症状では、骨折でなくても固定が必要です。そして、回復期のリハビリとしては、体重のかからない自転車が最適でしょう。足は始めはしっかりペダルに乗せてこぎますが、徐々につま先だけをペダルにかけるようにして、足首の関節を大きく動かして関節の可動域を取り戻します。

 カーフレイズも効果的で、階段などを利用して、踵をつま先より低く下ろし、足首をより鋭角に曲げるように行います。この方法で痛みが無ければ、つま先を内側に向け(足がハの字になるよう)、足首の外側を伸ばすカーフレイズを行います。その逆向きでつま先を外側に向け、踵の幅を狭くした内側を伸ばすカーフレイズも行います。回数は15〜25回の高回数でセット数を徐々に増やします。

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