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 第79回 「サイドスティッチ」
 運動中に起こるわき腹の痛みをサイドスティッチと言います。立位の運動中に起こり、右のわき腹や右の肩の関節に痛みを感じ、特に走っている時に発生します。

 1961年エイブラハムズ博士、1986年ロスト博士、1991年シンクレス博士らによって研究されたサイドスティッチの原因は、トレーニング不足、腹筋が弱い、急な運動、運動直前の飲食などがあげられます。痛みは横隔膜の痙攣によって起こります。胃、肝臓、膵臓を支えている筋が横隔膜に繋がっていて、運動によって胃、肝臓、膵臓に刺激が加わり、横隔膜の痙攣を引き起こします。大きな痙攣は肋骨のすぐ下の部分に起こります。

 予防方法は3つで、飲食は運動の2時間前に済ませる、腹筋を鍛える、腹式呼吸をする、です。もし痛みが始まったら、横になって足を高く上げ、その日は運動を中止します。

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