100回分のIndexはこちら→

 第13回 「栄養の基礎2」

 前回、栄養素とそのバランスについてお話ししました。今回は引き続き、蛋白質・脂質・炭水化物の取り方についてもう少し説明しておきます。まず、それぞれのカロリーを覚えておいてください。

 【蛋白質1g=4kcal 脂質1g=9kcal 炭水化物1g=4kcal】

 蛋白質には肉や魚等の動物性蛋白と豆類等の植物性蛋白があります。この動物性と植物性をバランス良くとる事に加え、食材の選び方が重要です。牛ロース肉100gには蛋白質は19g、脂質は17g含まれ、228kcalあります。鶏のささ身100gは蛋白質は24g、脂質は0.5gで100kcalです。この様に同じ100gでもその栄養価と総カロリーは異なります。詳しく知りたい方は書店で食品栄養成分表を買ってください。

 脂質にもバター等の動物性とオリーブオイルなどの植物性があります。先に説明したとおり、食品の中にかなりの脂質は含まれています。普通の食事をしていれば、積極的取らなくても不足するという事は少ないでしょう。

 最後に炭水化物ですが、これは米や芋類等のでんぷんと砂糖や果糖等の糖類に分けられます。バランスについては、でんぷんが優先です。糖類はエネルギー以外の栄養価が殆ど無いので食べなくても大丈夫です。逆に甘いお菓子をたくさん食べたからご飯は食べないというのは問題です。

 食材の選び方に加えて、調理の仕方でもまた栄養価が変わります。例えばロース肉で豚カツを作るとかステーキをバターで焼くとその脂質の量はぐっと増えてしまいます。しかし、あみ焼きや蒸し焼きにすれば肉の中の脂質も減らす事ができます。野菜を食べるときも、マヨネーズやドレッシングをたっぷりとかけるのでは無く、スープや鍋物にすればたくさんの量をあっさりと食べる事ができます。

 バランスを考えて食材を選び、調理に工夫をし、1日のバランスを考えるのは難しい事の様ですが、食事は習慣的なものです。少し努力して続ければ後は自然に身に付くはずです。繰り返しになりますが「食」は身体作りには大変重要です。少し見直して見ましょう。

前号  次号