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 第16回 「腰痛2」

 今回は腰痛の改善方法について説明します。

 腰痛改善のポイントは、筋肉などの組織で支えられている脊髄と腰部の強さと柔軟性を高める事です。前回も説明しましたが、病院での治療や手術の必要がなく、医師から運動による改善を勧められた場合のみ運動療法は有効です。この点だけは必ず守ってください。

 運動による改善を行うとき、ひどい痛みは無いが少しは痛みが残っているときは、腰痛改善ストレッチを行います。方法はフィットネスクラブなどで、正しい指導を受けてください。基本的には腰に負担をかけたり、圧迫したり、ねじったりする種目は行いません。

 この腰痛改善ストレッチを段階的に1〜3ケ月行って、柔軟性が伸び、痛みも消えたら、徐々に体幹と腰部を強化する運動を始めます。これも、専門の指導者の指示の元に行う必要があります。こうして丈夫でしなやかな筋肉で体幹と腰部を支え、腰にかかるストレスに耐えられる身体を作ります。

 たまに「腰痛改善には背筋を強くしなさい」と勧められたからといって、いきなり背中を反らせる背筋運動を行っている人を見かけますが、見ているだけで腰が痛くなってしまいます。もうお分かりでしょうが、まずは柔軟性の強化、そして腰に負担のかからない腹筋運動が優先されます。自己流は大怪我の元です。

 さて、次回は腰痛を改善するとき重要な、日常生活の姿勢についてお話しします。

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